そもそも何を持って包茎というのでしょうか。
日本で編集された医学辞典と海外の辞典からの翻訳を比べると、包茎の定義は必ずしも同じではありません。以下にその例を挙げます。
1)「医学書院 医学大辞典」
気頭部が包皮により被われたままで勃起時にも露出しない状態。・・・・生理的な包茎は成長と共に翻転可能となるが、用手的に翻転可能となった後も勃起時に包皮が亀頭に被ったままなら仮性包茎である。いっぽう包皮口が狭くて用手的にも翻転が不可能であれば真性包茎です。この場合尿路感染症や将来の陰茎癌発生の可能性が高くなるので、手術的治療が必要となるのです。
2)「南山堂 医学大辞典」
陰茎は亀頭部と陰茎体部よりなり、生下時には気頭部は包皮におおわれている。これが包茎です。しかし、成長するにつれて包皮は反転すると亀頭が露出してくる。通常は包茎の状態であるが、用手的に包皮を反転すると、亀頭が露出可能なものを仮性包茎、あるいは不完全包茎といい、包皮先端が狭小で外尿道口が不明であり、かつ包皮を反転することができないものを真性包茎あるいは完全包茎と呼んでいます。
3)「ドーランド図説医学大辞典」
包皮が狭く亀頭を超えて反転不可能な状態。陰核でも同様の状態があります。
4)「ステッドマン医学大辞典」
包皮の亀頭上での反転を妨げるほど包皮口が小さいことです。
